場所に依存しないオフィス環境

ノマドオフィス IT
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今でこそ、リモートワークが注目されているが、自分の場合は中国で働くことになった10数年前からリモートについてトライアンドエラーをしてきた。

当時のIT環境はどうかというと、iPhoneが発売された時代といえば分かりやすいと思う。

当時はインターネットこそあったけど、モバイルはまだまだという時代。

メールもそれほど普及しておらず、電話メインの時代だった。

日本の電話を中国で受けるために当時の設定は、まず、固定電話、携帯電話の着信をスカイプに転送し、さらにスカイプから中国の携帯電話に転送するという方法をとっていた。

国際ローミングを使うるような資力もなかったので、この方法なら国内の転送料金でなんとか、日本の着信を中国で受けることができた。

中国の携帯電話は当時から日本よりも充実していて、とにかく安い。

ノキアの端末を露店で買って、同じ露店で買ったSIMを差し込んで通話ができたときはとても感動したものだった。

日本の携帯環境は、キャリアと端末が一体となっていて、SIMを買って刺すなんてことは違法であるかのような扱いだった。

さてあれから10数年が経過し、日本でもIT環境が激変した。

まず、モバイルが当たり前になり、電話よりも通話アプリを利用する時代になった。

そんな時代にリモートワークに移行することになるのだが、最後まで悩まされたのが電話だった。

NTTの光インターネットの付加サービスとして提供されているIP固定電話を契約していたのだが、オフィス移転をしようにもIP固定電話はナンバーポータビリティができないことに愕然。

ナンバー移転ができないなら、モバイルで固定番号を使えるauオフィスナンバーに変えた。

ところがこのauオフィスナンバー、本店登記場所の市外局番が割り当てられるため、本店と本社が異なる場合は本社の市外局番が使えないというのが原則らしい。

オフィス移転と同時に法人を県外に移転登記したので、これまで使っていた市外局番を使い続けることができないことに愕然。

結局、市外局番付きの固定電話を諦め、今は050のIP電話をオフィスの代表電話に設定している。

050のIP電話は新しいサービスではないのだが、着信時にスマフォのアプリが起動しないと言われ、実際に数年前に試したときは確かにアプリは起動しなかった。

着信が不能では事業用に使えないので、当初から使うことを諦めていたのだが、いまはこの問題もクリアされていて待機時にも着信アプリが起動するようになっている。

ほとんど使わないFAX番号も当初はインターネットFAXを使用していたが、年に数回しか使わないインターネットも次回は更新せずに、IP電話でFAXを受信できるように設定した。

050番号、最近では使用する法人も増え、以前よりイメージが良くなっているので、事業用に使うには問題ない。

何より、スマフォで事業電話を着信できるというのがとても助かる。

この記事を書いた人
TANAKA Tomio

2004年弁理士登録
電機・電子・IT分野を得意とし国内・国外の権利化について豊富な経験と実績あり。
中国上海駐在経験を活かし中国実務についても豊富な経験あり。
知的財産調査官として特許を始め意匠・商標・著作権・不正競争防止に係る模倣品の輸入差止め審査に従事した経験を活かし模倣品対策についても積極的に取り組む。

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