静岡弁理士 田中智雄の知財ノート | 田中特許事務所

仮想通貨・ブロックチェーンの特許ポートフォリオ

契約書

弁護士懲戒請求書が著作物として認められたことへの違和感

日産の元会長カルロス・ゴーン氏の弁護士が、自分に宛てられた懲戒請求書を自身のブログで公開したところ、それが著作権侵害に当たるという東京地裁の判決がありました。 懲戒請求書が著作物に該当するとした理由は、 懲戒請求書に記載された「弁護人の関与…

裁判は執行されなければタダの紙切れ

渉外契約で問題になる紛争解決方法と言えば仲裁解決か訴訟解決かを選ぶこと。 それぞれにメリット・デメリットがあって結局、答えというものはないのだが、おそらく最も選ばれにくい、もしくは選びたくない方法はといえば、訴訟解決で相手国を裁判管轄地にす…

サルでもわかる契約書をつくろう

最近でこそ契約書を交わすことがビジネスの常識になってきているが、それでも契約書を交わすことを躊躇う人がまだいる。 契約書を作るのが面倒という理由の他に、そんなことは書かなくても常識だろう、と言って形ばかりの契約書で済ませてしまうことも少なく…

罰則がない契約では抑止力にならない

大企業と中小企業との取引の公平化を目的として政府が各種契約書の雛形を用意している。 本来、当事者間の合意のもとに作成される契約書を政府が用意するということ自体に違和感があると同時に、政府が契約書の雛形を用意してしまうと、政府が用意してくれた…

この契約、守らなかったらどうなるの、という視点

上海で仕事をしていたときに相手から投げかけられた質問に驚いた。 日本にいれば、おそらく耳にすることなどない質問だけに、最初は誂われているのかと耳を疑ったものだった。 この契約、守らなかったらどうなるの? 相手は日本式の契約書をみて単純に疑問を…

弁護士が作る契約書なら安心、という固定観念を捨てる

相談業務のなかで契約に関連することが少なくない、というより海外取引が増えているせいか、契約書にまつわる相談は明らかに増えている。 なぜ弁理士の自分に契約書の相談が舞い込むのかといえば、海外駐在の経験があることが理由の一つ。 海外にいたなら契…