ブロックチェーンと金融機関のシステムとを協働させて貸借契約を実行する

特許第6542941号

 貸し手が契約内容をブロックチェーン上に記録し、貸し手および借り手の署名を集め、署名が揃ったら口座間の資金移動を実行し、その取引の実行内容を金融機関の署名を添えてブロックチェーン上に記録する発明です。

 

書面による貸借契約に代わって電子契約が行われるようになっています。

電子署名とタイムスタンプで書面契約書と同等の法的効力を得ることができます。

 

電子契約においても当事者間の書類のやりとりは多く、契約を有効にさせるには当事者の署名が必要になります。

電子契約の実行はコンピュータシステムで実現できます。

取引の透明性を担保するブロックチェーンを介在させる場合、ブロックチェーンをどのように関与させるかが重要な設計事項です。

 

今回の発明では、貸借に係る電子契約がクローズして送金処理が実行されたことを示すデータをブロックチェーンに記録しています。

 

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どのビジネスでも契約は必ず存在します。

契約の作成から履行までを自動化する流れが今後の主流です。

ブロックチェーンに記録されるデータが多種多様になるにつれた、ブロックチェーンに記録されているデータを使って様々な自動化が可能になっていきます。

 

田中特許事務所

弁理士 田中智雄