特許

弁理士は非侵害の鑑定書を書くこともできるし、侵害の鑑定書を書くこともできる

初めて鑑定書を書くことになったとき指導弁理士から言われたことは御用鑑定にならないようにということだった。 出願明細書ばかり書いていたころ「鑑定書」に対しては一種の憧れ的なものもあって、鑑定書を書くことができる、となったときはとても嬉...

会社を辞めるきっかけになった本を改めて読んでみたのだが

読書が悪いとは言わないが、気をつけて読まないと非常に危険な行為であることに間違いはない。 歴史に「もし」という言葉はないのだが、15年前にもしあの本を読んでいなければ、当時、務めていた会社を辞めることはなかったかもしれない。 ...
特許

特許の相談で意匠を提案するのはエベレストを征服したい人に富士山を提案するようなもの

特許を取りたいという相談はあっても、意匠を取りたいという相談は初動においてほとんど経験したことがない。 世間では何か新しいモノを作った、という場合は特許であり、実用新案やまして意匠は傍系中の傍系なのである。 企業の知的財産部か...
特許

技術情報の海外流出に常に加担しているのが弁理士である

技術情報の扱いについて規定している法律と言えば不正競争防止法が一般的なのだが、安全保障の観点から技術情報の流出を規制する外為法がある。 聞いたことがある人も多い法律だが、多くの人はモノの輸出を規制するだけと思っているのでは無いだろう...
著作権

米国著作権登録で拒絶されてしまったお話

当事務所では日本の他に米国での著作物の登録も行っていますが、先日、まさかと思うことがあった。 それは登録の拒絶。 現地の代理人に手続きを依頼したが、その代理人に対して事前に何らの連絡もなく拒絶というレポートが送られてきたらしい...
特許

弁護士以外の士業はすでに専門特化されている

専門を特化することが最近の士業のマーケティングらしい。 何でもできる○○士よりも、助成金専門社労士や、相続専門行政書士を謳った専門○○士の方が一目置かれるようだ。 それなら弁理士も○○に特化した方がよいのかと思ったのだが、よく...
意匠

技術は意匠でも保護することができる

特許は技術を保護し、意匠はデザインを保護する、という考え方は、間違いではない。 しかし、この考えでは、意匠のおいしいところを活用することができない。 特許も意匠も技術を保護することができるのである。 ただ保護の手段と方法...
契約書

罰則がない契約では抑止力にならない

大企業と中小企業との取引の公平化を目的として政府が各種契約書の雛形を用意している。 本来、当事者間の合意のもとに作成される契約書を政府が用意するということ自体に違和感があると同時に、政府が契約書の雛形を用意してしまうと、政府が用意し...
特許

強い特許とは、どのような特許なのか

弁理士受験をしていた頃、法律の解釈を巡って喧々囂々としていることに違和感を覚えた。 解釈が難しいなら立法者に聞けばよいのに、立法者が健在にも関わらずそれをせず、さらには立法者の解釈を無視して法解釈を議論しているのである。 解釈...
意匠

意匠なら180日もあれば登録される

意匠の審査は本当に早い。 180日もあれば登録されるという意味は遅くても180日ということ。 実際は3から4ヶ月で登録されるケースが多い。 忘れた頃に拒絶理由が通知され、4割程度しか登録されない特許に比べれば遥かに使い勝...