ものづくり補助金で知的財産権経費をカバーする

ものづくり補助金で補助される経費に、特許権・意匠権・商標権などの知的財産権の取得に要する費用が含まれています。 しかし知的財産権は、出願してから登録するまでに各種手続きがあり、さらに出願から登録までに数年がかかることも珍しくありません。 も…

商標を使えばできる商品・サービスの値上げ

商品の価格を上げるために商品自体の品質を上げたり、商品に新しい機能を加えたりするこれまでの商品開発も大切です。 しかし商標というブランドを利用すれば、これまでの商品開発とは違った方法で商品の価格をコントロールすることができます。 商品から商…

文字と図形を組み合わせた商標の良いところ悪いところ

文字・図形・記号を組み合わせた商標は、文字だけの商標、図形だけの商標、記号だけの商標に比べて識別力を発揮しやすく登録し易いというメリットがあります。 識別力がない文字だけの商標を登録することはできませんが、識別力がある図形と組み合わせれば、…

知的財産を意識して商品・サービスのネーミングを考える

新しい商品やサービスを開発したときのネーミングの命名は、ネーミングの良し悪しで商品やサービスの将来が決まるといっていいほど大切なアクションです。 商品やサービスを説明するネーミングですが、知的財産を意識したネーミングにしてください。 ネーミ…

「当社の商標権を侵害しています」警告状はなぜ突然やってくるのか

「当社の商標権を侵害しています」商標を使い始めてから10年が経過したある日、突然、商標権侵害の警告書が送られてきました。10年も経っているので商標の問題はないと思っていたのに、なぜ今ごろになって、と驚きを隠せません。でもこれは決して珍しい…

中国正規工場からの横流しを防ぎたい

中国の有名な通販サイトを見ていると、日本輸出向けと称して市場価格よりも相当に安い値段が付けられた日本の商品が掲載されています。 横流し品やB級品と言われている商品です。 これらの商品は、僅かな傷があるため検品に合格しなかった商品、一旦購入され…

中国商標はマドプロを使わずに登録する

マドプロを経由して中国で商標を登録することもできます。 メリットばかりが紹介されていますが、デメリットも見逃せません。 マドプロを経由することのデメリットを3つ紹介します。 商標登録証が発行されない マドプロを経由して商標登録されると商標登録…

杜撰な商標の使い方をしていると本人も偽物に気が付かなくなる

「クロネコマーク」が64年ぶりに変わりました。 この2つの「クロネコマーク」 区別できる人はどれくらいいるでしょう。 2つを並べているので区別できたとしても、 一つだけでは区別できないかもしれません。 下が新しい「クロネコマーク」、 すでに商標…

商標のように使えるかもしれない欧州の意匠

欧州意匠の特徴は物品の運用です。 物品と外観デザインを一体として権利範囲を定めている、 これが日本の意匠制度。 欧州意匠制度は外観デザインのみで権利範囲を定めています。 日本で自動車のプラモデルを製造・販売した場合、 自動車の意匠権の侵害になら…

商標ロゴマークが切除できない商品デザインを考える

ほどんどの商品に見られるタグを使って商品本体に商標ロゴマークを後付けする方法。 商標権侵害という観点から見ると、逃げ道を許していることになる。 商標権侵害品とは、商標が付された商品のことであり、商標がない商品は、商品同士が同じでも商標権の侵…

個人輸入の規制は手段であり本当の目的は海外事業者による日本への模倣品の輸出

個人輸入を禁止する商標法の改正が本決まりになりそうである。 産業立法である商標法において、個人輸入は商業輸入と区別されているから、個人輸入行為自体は本来であれば商標法の射程には入らないはず。 個人輸入を規制するより、最近の越境ECの普及によっ…

商標を取得する理由は商品・サービスの値段を上げるため

商標には大きく3つの機能がある。 自他商品識別、品質保証、広告宣伝の3つがそれである。 しかし、このような遠回しなことを言ったところで、商標の魅力は伝わらない。 商標は取った方がいいのでしょうか? 商標を取らないと何か悪いことがありますか? 商…

PayPayを使った中国人はどう思うのだろう

今でこそ当たり前になってコード決済の「PayPay」 当時は、すぐにPayPalを思い出し、これは商標的にまずいのではないか、という疑問を持ったものだった。 サービス開始と同時に怒涛の広告宣伝を繰り広げていたので、PayPalと一文字違いであることを知りつつ…

税関輸入差止めの実績をみるとシンガポールは要注意

今年上半期の税関輸入差止め実績が発表された。 コロナの影響で通関がまともに機能していないにもかかわらずの実績である。 中国税関が2月3月の通関をストップしていたので、上半期は前年対比で半分位の実績を予想していた。 差止点数がかなり減ったのは、…

そもそもコピー商品って何が悪いのか?

コピー商品の何が悪いの?というストレートな質問を受けたとき、弁理士としてどのように答えるかは実は簡単ではない。 コピー商品の製造・販売が知的財産権の侵害になるから、という一見それらしい回答があるが、では知的財産権の侵害とは何?ということを考…

商標代理の崩壊

この流れは今後ますます加速していき、商標代理手数料で利益をあげることはできない時代に入っている。 商標代理をする場合に必要な打ち合わせは概ね以下のとおりで弁理士会でも最低限、このような内容のヒアリングをすることを求めている。 なぜ商標登録を…

中国で商標を取られたくないなら自分で出願しておくしかない

日本の地名が中国で商標登録されてしまったと言って対策に追われている記事を今でも目にする。 中国で日本の固有名詞や商品名が登録されるという被害(?)は2010年の上海万博のときにはすでに問題として認識されているから、あれから10年が経っても同…